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事業承継×SDGs=企業成長!

事業承継に、SDGsの17の目標を取り入れることで、企業が、さらに成長できます!
事業承継は、簡単にできるものではなく、時間をかけて、承継者の選定、事業の棚卸(強みと弱みの整理)をしたうえで、事業承継計画を立てて、計画的に進めていくことが大切です。
そして、うまく事業承継ができれば、それで事業承継が完了というわけではありません!
特に新型コロナウイルス感染症の発生後、近年のビジネス環境の変化は、これまで以上に激しく、そして厳しくなっています。
このような厳しいビジネス環境の下では、企業を、さらに成長させるための新たなチャレンジが重要になります。
新たなチャレンジによって、企業をさらに成長させることができます。
この新たなチャレンジの方向性を発見するためにSDGsの17の目標が役立つのです!

現在の経営者と事業承継の状況

延び続ける中小企業の経営者年齢

中小企業経営者年齢の分布と推移
中小企業経営者の引退年齢は、平均すると67歳~70歳。
今後5年程度で多くの中小企業が事業承継のタイミングを迎えると予想されます。
中小企業がこれまでの経営基盤を損なわないように、事業承継に向けた取組をスムーズに進めることが、経営者と後継者のみならず、日本のこれからの重要な課題です。

後継者の決定状況と廃業を予定している理由

後継者の決定状況と廃業を予定している理由
後継者の決定状況は、「決定企業」が12.4%、「未定企業」が21.8%、「廃業予定企業」が50.0%、「時期尚早企業」が15.9%と、「廃業予定企業」が半数を占めています。
そして、「廃業を予定している理由」では、「当初から自分の代でやめようと思っていた」や「事業に将来性がない」などが高いですが、「子どもに継ぐ意志がない」「子どもがいない」「的等な後継者が見つからない」など「後継者の確保が難しい」という経営者は約30%もみられます。
これは、事業承継は可能だけれども、「後継者がいないため」に廃業せざるを得ない企業が約30%もあるということを示しています。

事業承継を先送りしてしまう背景と事業承継の準備状況

事業承継を先送りしてしまう背景と事業承継の準備状況

事業承継の3つのポイント

事業承継の3つのポイント
事業承継では、3つの承継を進めます。
1.後継者教育などを進めながら経営権を引き継ぐ「人(経営)」の承継。
2.自社株式・事業用資産、債権や債務など「資産」の承継
3.経営理念や取引先との人脈、技術・技能などの「知的資産」の承継
を計画的に着実に進めることが大切です。
事業承継をスムーズに進めるためには、自社株式の取得に伴う相続税や贈与税の負担、経営権の分散リスク、事業承継後の資金繰りなど、さまざまな課題に対応していくことが求められます。

事業承継の5つのステップ

事業承継の5つのステップ

【ステップ1】事業承継に向けた準備の必要性の認識

事業承継に向けた早めの準備の必要性を認識するための事業承継診断や経営者と支援機関との事業承継に関する対話・相談に取り組みます。

【ステップ2】経営状況・経営課題等の把握(見える化)

経営状況を把握するためのツール(中小会計要領・ローカルベンチマーク・知的資産経営報告書等)を活用しながら、経営の見える化を行い、課題の改善に向けた方向性を明確にします。

【ステップ3】事業承継に向けた経営改善(磨き上げ)

経営者が将来の事業承継を見据えて、本業の競争力の強化などにより企業価値を高めることで、会社を後継者にとって魅力的な状態にまで引き上げます。

【ステップ4】事業承継計画策定orマッチング実施

(1)事業承継計画策定
円滑に引継ぎを進めるために、後継者とともに、株式、事業用資産や代表権の承継時期を記載した事業承継計画を策定します。

(2)マッチング実施
承継者がいない場合は、支援機関等とM&Aも踏まえながら調整を進めマッチングを進めます。

【ステップ5】事業承継の実行orM&A等の実行

(1)事業承継の実行
株式、事業用資産や経営権の承継を実行します。

(2)M&A等の実行
株式、事業用資産や経営権の承継を実行します。

事業承継計画のつくり方

事業承継事業計画
事業承継が計画通り進められるよう事業承継計画を策定します。
上記のサンプルを参考に自社用にカスタマイズしてください。
期間は5年から10年位を目途に、現経営者から承継者(後継者)の方へ承継する
1.「人(経営)」の承継。
2.「資産」の承継
3.「知的資産」の承継
を計画的に着実に進めます。

しかし! ここまでだけと、単なる100%の事業承継にすぎない!

2020年から発生した新型コロナウイルス感染症の発生後、企業を取り巻く経営環境は激変、そして厳しくなっています。
このような環境の中、これまでのやり方だけでは、今後、企業の成長は難しくなります。

事業承継後に企業を成長させるための4つのポイント!

事業承継は、承継する側とされる側の両者の協力が大切です。
うまく承継するコツは承継される側が謙虚な気持ちを持って対応することです。
計画を立てて進めることで、徐々に経営権を移管していくことが理想的です。ただ、これがなかなか難しいです・・・
そこで、事業承継を通じて、会社を成長させるためのポイントを下記に記します。

【Point1】 承継するノウハウ・キャリアを最大に引き継ぐこと そのためのコミュニケーションの量と質を確保する 普段から会話をするだけで良い!

これは、事業承継を進める中の
「人(経営)」の承継、「資産」の承継、「知的資産」の承継
に当たります。

【Point2】 会社の強みを自分の強みにしてしまう!

これは、引き継いだ「人(経営)」、「資産」、「知的資産」を自分の強みにしよう!ということです。

【Point3】 自分の強みを明確にして、承継時にプラスアルファする。それを対外的に発信(できるよう)にする

これは、事業承継をした「人(経営)」、「資産」、「知的資産」以外に、事業承継をされた方ご自身の「強み」を明確にする!ということです!
さぁ!
こういう風に聞かれて、すぐにご自身の強みとしてのプラスアルファが答えられるでしょうか?

【Point4】 仲間をたくさんつくる! 外部のパートナーなど見方をたくさんつくる!

ご自身だけの強みなどからプラスアルファを洗い出すことは難しいかもしれません。
また、事業承継後、さらに企業を成長させていくためには、新しい人脈など本当の仲間が必要になります。
最後のポイントは、外部のパートナーをたくさんつくることです。

事業承継にSDGsを取り入れることで、企業はさらに成長できる!

事業承継をするだけでは成長は難しい・・・
事業を本当に承継するには、新しいことを創造&開拓(開発)することが必要です。
SDGsは、その創造&開拓(開発)につながります。

当社の事例①

SDGs目標4,5,8
社内情報共有がリアルタイムにでき、社員のベクトル合わせと価値観共有を図り、いつでもどこでも教育動画を観ることができるアプリケーション WicsSを開発して販売&サブスクでサービス提供を開始しました。

【WicsSの紹介ページはこちら】


当社の事例②

SDGs目標9
経済産業省中小企業庁から、経営革新等支援機関の認定を受けて、中小企業さんの経営支援を推進しています。
今年度は、大阪府の中小企業支援事業に支援機関として参画しています。
事業再構築補助金などの支援も推進しています。

【当社の経営革新等支援機関の案内ページはこちら】

当社の事例③

SDGs目標9
IT導入支援事業者として、中小企業のIT化を支援しています。
IT導入支援事業者登録の支援から、IT導入補助金を活用するための支援をはじめ、当社のWicsSの導入をする際にIT導入補助金を活用しています。

当社の事例④

SDGs目標3
経済産業省から健康経営優良法人認定を受け、2022年度はブライト500の認定を受けています。
健康経営に取り組むことで、社員が笑顔で元気に仕事をがんばっています!
そして、健康経営の支援活動と健康経営優良法人認定支援を展開しています。

【当社の健康経営支援のご案内はこちら】

当社の事例⑤

SDGs目標17
大阪・関西万博のTEAM EXPO2025プログラムの共創パートナー・共創チャレンジ企業として参画しています。

TEAM EXPO2025プログラムは、多様な人たちがチームを組み、多彩な活動で大阪・関西万博とその先の未来に挑む、みんながつくる参加型プログラムです。

【共創パートナーのご案内はこちら】

【共創チャレンジのご案内はこちら】


事業承継×SDGs=企業成長!動画のご案内

事業承継のポイントとSDGsを取り入れることで、事業承継時、承継後、さらに企業成長を図る方法について動画でご案内しています。
是非、ご覧になってください!




当社が提供する事業承継コンサルティングコンテンツ

当社は、事業承継体験者を中心に、事業承継に係るさまざま支援コンテンツを展開しています。
ご興味のあるコンテンツがありましたら、是非、ご覧になってください!




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