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事業承継体験者(経験者)が失敗しない事業承継教えます!

事業承継体験者(経験)が失敗しない事業承継教えます!
二代目社長のコンサルタントだから教えることができる事業承継の成功体験&失敗体験!

目次

私の生い立ち
社員としての私
事業承継をするまでに感じていた思い
事業承継をするまでの私の葛藤
事業承継を決意した時
必要に迫られた事業承継
どのように事業承継をしたか・・・
私の事業承継3つの成功体験
私の事業承継の失敗経験と2つの後悔・・・
事業承継の大切なポイント
事業承継で、さらに企業を成長させる方法
事業承継体験者が失敗しない事業承継教えます!【動画】

私の生い立ち

父が1976年に、株式会社エヌ・エム・アールを設立。
当時、私は8歳(小学校2年生)で、事あるごとに両親から「お前は跡を継ぐんやぞ・・・」と英才教育を受けて育ちました。

学生の頃にはバンドを始め、将来は、音楽でやっていけたらな・・・という思いも芽生え・・・
大学を卒業するまでに『バンドとしてメジャーデビューするぞ!』と目標を決める
夢半ばで実現できず、父の会社の後を継ごうと目標を決めることになりました。

これが、父の跡を継ごう!と決めた最初です。

父の会社を継ぐことを決め、大学ではマーケティングを専攻。
社会人としては、小売業経営を勉強をするため大手流通小売業に就職。
その後、市役所(行政)の再開発事業に参画するため、エヌ・エム・アールに転職し、出向社員として第三セクター会社で、6年間テナント運営管理の仕組みを作ってプロパー社員に教育した後、株式会社エヌ・エム・アール流通総研に着任しました。

社員としての私

会社に戻ってからの私は・・・
最初は、元出向先の会社から受けた仕事しかなく・・・徐々に、人脈を広げて仕事が増えていきました。
大手企業さんとつながる機会もあり、2年もすると部長クラスの社員と肩を並べる売上になりました。
このころから・・・
私なりに、社内のさまざまな、良い点と問題を感じ始めした・・・
ただ、私は、立場上、社長の息子ということがあったため
社員は、私に「遠慮」や「気遣い」をして
私も皆に「遠慮」や「気遣い」などをして

仕事をしていました。

事業承継をするまでに感じていた思い

その時、私は『会社の良さ』も感じていたものの、逆に『問題点』も感じていました。

■当時感じていた当社の良さ
【全社】
・温かい企業風土
・仕事の「見える化」をしていた(20~30年前から)
【社員個々】
・真面目な社員が多い など

■感じていた問題点
【管理職】
・次年度の事業計画構築の際、根拠のない売上設定をする
・部下育成ができない
【社員】
・仕事にやりがいや達成感を感じていない社員がいる
・仕事に目標を持てていない
【経営面】
・売上高・利益に対する人件費率の高さ
・ゆるい社内の風土・文化 など

そして、私は、
このままだと、ウチの会社、将来ヤバいんちゃう!?
と思っていました。

事業承継をするまでの私の葛藤

その後の私の思いはだんだんと大きくなり、葛藤も大きくなってきました・・・

■その時の私の思い・・・
・コンサル業務は難しい仕事なので、社内での教育が重要
・業務のマニュアル化なども整える必要がある(仕事としてはやっているけど、社内ではできていない・・・)
・新規受注に向けての攻撃力が弱い(私も含めて)
・新たなコンテンツ開発力が弱い など

■私の中の葛藤
・自分は社長になって、何がしたいのか、どうしていきたいと考えているのか
・自分が社長になった際、この体制を維持できるか・・・(不安)
・能力が低い社員の面倒を見ていけるのか・・・
・社員が自分でがんばっていると思っていること会社が評価していることの間に大きなギャップがある など

そん中から決めた私の方針は
将来は、少数精鋭メンバーでやっていきたい!
でした。

事業承継を決意した時

私が、出向先から戻った2~3年頃(2000年頃)の売上高・利益の状況は、当初の部長クラスのメンバーと同レベルを核歩できるようになりました。
そして、その約5~6年後には、父の売上高と近しい金額を確保できるようになっていきました。
そして、その10年後には、父の売上高以上の売上高を確保できるようになって、この時
本気で『よし! 本当に跡を継げる!』と自信が持てました!
但し、この時、父の年齢は、既に60歳を超え、獲得できる売上高は下がってきていましたが・・・

事業を承継する人の、本当に大切なポイントは
「本気で跡を継ぐ」と腹をくくること!
努めている方々とは違い、逃げ場にない!ということをしっかりと認識しておくことです!

必要に迫られた事業承継

私の事業承継のはじまりは・・・
ある日の朝、急に、父親が立てなくなってしまいました・・・
病院に運ばれて検査をするとすい臓ガンでステージ4でした・・・
それを電話で聞いた瞬間

「やらんとあかん!」
という状況になってしまったのです・・・
ある日、突然、事業承継をしないといけない状況になりました・・・
その後、入院する父に面会に行って、父がやっていた仕事を引き継ぎました
ただ、日に日に父は衰弱していき、入院してから1週間後には、仕事の話が
できる状態ではなくなっていきました・・・
入院後、約2ヵ月で父は亡くなってしまいました・・・

どのように事業承継をしたか・・・

自分の仕事をしながら、父の代わりに挨拶に行って引き継ぎをしました。
社内に父の代わりが務まるのは、私くらいしかいなかったのです・・・
私が、父の仕事のあとを引き継いでも、父の業務品質には、到底、およぶわけがないんです!
私なりの「得意なこと・強み」で勝負!
毎日が必死!!
そして、会社の
・収支
・資金繰り
・人事管理
など、すべてを見なければいけなくなりました・・・
幸いにも、父が亡くなった年は、業績はよく、仕事をいかにこなすかということに集中できたことは助かりました・・・

私の事業承継3つの成功体験

1.自分の力でクライアント開拓をしてきたこと
父と苗字が同じため、親子で会社をやっていると思われるのが嫌で父も同じでした。別々のプロジェクトを進めていたことから、それが自身のスキルアップに大きく役立っています。

2.リスクマネジメントが自然と身についた
私が会社に入ったころは、バブルの時代も、ほぼ終焉を迎えましたが、父は、まだまだ行ける!という経営方針でしたが、リスクを考えて経営する視点が持てました。

3.会社に事業の柱を増やすことができた
父と私のプロジェクトは、まったく別のものとして進めてきていたことから、いくつかの会社の幹となる主要事業を増やすことができた。

私の事業承継の失敗経験と2つの後悔・・・

失敗体験・・・
一番大きなことは
もっと話をしておけばよかった・・・
今から思うと、今の私と父だと話が噛み合って議論することができる自信があります。
でも、コミュニケーションしておけば、今よりも、視点、考え方、ノウハウ・キャリアの蓄積ができいたと感じています・・・ これは痛烈に後悔しています・・・

2つの後悔
ひとつ目の後悔は、もっとプロジェクトを協力して一緒にやっておけばよかった・・・
もっと会社の活動領域が広がって、コンサルの質も深められ、もっと会社を大きくできていたと思っています。

ふたつ目は・・・
ヒトとしての面。
もっと親孝行しておけばよかった
仕事は別々のプロジェクトでやっていたため、会社で話をすることはほとんどなく、自宅は別だったので、プライベートでも話をする機会も、父が亡くなる前の数年はありませんでした。改めて自分の父親が亡くなってから後悔しています・・・
その分、会社をしっかりした会社にする!という思いは強いです!





事業承継の大切なポイント

直接事業承継する際の問題は、
承継する側とされる側の価値観(価値基準)が大きく異なる点です。
これは、キャリアが異なるため考え方が合わない、ということなんです。
「コミュニケーションが噛み合わない」というのは、=キャリア&年齢差があるため話ができる程度で、意思疎通、相談などができないということです。

その問題が発生する原因は
お互いが、それぞれ気遣いをしながらプライドを持っているということです。
<例>
父・・・いままで、この会社は俺がやってきた(実績)
子ども・・・父に負けない実績が出せるようになってきた、父の考え方はもう古い・・・など

だから、事業承継では、承継する側とされる側の両者の協力が大切!
そして、
うまく承継するコツは承継される側が謙虚に気持ちを持つこと!
そして、事業承継をうまく進めるには、下記の5点で進めることです。

1.計画を立てて進めること(徐々に経営権を移管)
 でも・・・ これがなかなか難しい・・・
2.先代のノウハウ・キャリアを最大に引き継ぐこと。
そのためのコミュニケーションの量と質を確保する。
普段から会話をするだけで良い!
3.会社の強みを自分の強みにしてしまう!
4.自分の強みを明確にして、承継時にプラスアルファする。
それを対外的に発信(できるよう)にする
5.仲間をたくさんつくる!
外部のパートナーなど見方をたくさんつくる!

事業承継で、さらに企業を成長させる方法

事業承継は、簡単にできるものではなく、時間をかけて、承継者の選定、事業の棚卸(強みと弱みの整理)をしたうえで、事業承継計画を立てて、計画的に進めていくことが大切です。
そして、うまく事業承継ができれば、それで事業承継が完了というわけではありません!
特に新型コロナウイルス感染症の発生後、近年のビジネス環境の変化は、これまで以上に激しく、そして厳しくなっています。
このような厳しいビジネス環境の下では、企業を、さらに成長させるための新たなチャレンジが重要になります。
新たなチャレンジによって、企業をさらに成長させることができます。
この新たなチャレンジの方向性を発見するためにSDGsの17の目標が役立つのです!

この「事業承継の際にSDGsを取り入れて、さらに企業を成長させる!」は、こちらのページで紹介していますので、よろしければご覧ください。

事業承継×SDGs=企業成長

事業承継体験者が失敗しない事業承継教えます!【動画】

このページでご案内している、事業承継者が失敗しない事業承継を教えます!
二代目社長のコンサルタントだから教えることができる成功体験&失敗体験!
を動画でもご紹介しています。
よろしければ、是非、ご覧ください!



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