NEWS 経営改善コラム･･･マーケティング、組織活性化、経営コンサルティング、健康経営、SDGs

今回も当社代表 中坊が会社と代表紹介から始めました。
学生の皆さんに自己紹介をするときにどんな風に自己紹介をするか尋ねてみました。
名前と趣味と、好きなことなど･･･
次に、なぜ、そういう自己紹介をするのかについて尋ねました。
すると、自分のことを周りの人たちにわかってもらうため･･･ということでした。
では、なぜ、周りの人たちに自分のことを知ってほしいと思っているんですか？と質問しました。
すると、周りの人たちと話ができるようになりたいから･･･ということでした。
今回の学生の皆さんは良い感性を持っている方が多かったです。
そして、学生のときには、自己紹介で自分のことを知ってもらって、話ができるようになって周りの人たちと良い関係をつくるということでよいのです。
ところが、社会に出ると、良い関係を作ったうえで、さらにパフォーマンス良く成果を生み出す責任を伴うようになってきます。
そこでの自己紹介は、｢自分は、何ができる人なのか｣｢自分は、どういう人なのか｣ということを周りの人たちに伝えて、チームとして役割分担をして成果の上がる活動をしていく必要があることからキャリアを明確にしておくということが大切になるんです。

次にキャリアについてお話ししました。
キャリアとは、人には負けない、専門的･特別な能力･特技･才能、独自の経験･体験などのことを言います。
その学生の例として、クラブ活動でサッカー部に所属していて、ゴールキーパーのレギュラーの男子生徒を紹介しました。
この例では、ゴールキーパーは元いた学校ではレギュラーで、転校した先の学校でもレギュラーという例で、環境が変わっても通用する能力などを持っているということがキャリアであるというお話しをしました。

キャリアが大切な理由は、特に、近年、日本の経済環境は厳しさを増していることから、社会に出たときに、企業は、キャリアを明確に持っている人材を求める傾向が強くなっていることから、これから皆さんがキャリアを明確に蓄積していことが大切になっているというお話しをしました。

キャリアを蓄積するには、｢体験｣と｢経験｣を活かします。
｢体験｣は、自分が経験したこと。
｢経験｣は、実際に見たり、聞いたり、自分でもできるようになること、です。
｢経験｣を｢体験化｣するには、コミュニケーション能力が求められます。
人から聞いたことを｢知っている｣という知識を持っているだけでは｢体験=キャリア｣にはなりません。
そこで、聞いたことを｢理解｣する、さらに聞いたことに｢共感したり｣｢考え方の波長が合う｣レベルまで深めることができると、｢実際に見たり、聞いたり、自分でもできるようになれる｣といことですので、｢経験｣を｢体験化｣できるということになります。
ここは、キャリアを明確にしたり、蓄積する大切なポイントです。
皆さん、目をキラキラ輝かせながら聞いていただいていました。

キャリアの事例紹介として、当社代表 中坊のキャリアを紹介しました。
大きな領域は3つあって、①マーケティング、②経営コンサルティング、③組織活性化コンサルティングです。
それさぞれ、具体的にどのような企業支援をしているのか、ポイントを解説しました。
お会いした相手の方の担当している仕事や会社の仕事(業種)などに合わせて自己紹介をすることもお話ししました。
この事例で、具体的なキャリアと、キャリアを活かした自己紹介ができるようにお話ししています。

当社代表 中坊がとても大切にしていること。
社会に出たときに活躍する人になるための4つのポイントを最後の締めくくりとしてお話ししました。

・人は誰もが、｢キラッ｣と光る良いものを持っている。自分のその良いところに気づこう
・自分の良いところに気づけば、それを伸ばしていこう!　
・将来、本当にやりたいことを見つける
・それに向かってがんばること!

そうすれば、社会で活躍できる人になれます!

最後に、学生の皆さんに、キャリア教育の感想を聞いてみると、｢コンサルティングの仕事がどういうことをしているのかが分かった｣｢コミュニケーションの大切さと、コミュニケーションってどういう風に深めるものなのかが深く理解できてよかった｣など、得られた成果を聞かせてもらいました。
今年は、今日のキャリア教育で完了です。
今年も十数校の皆さんとキャリア教育、SDGs教育を一緒に進められて楽しかったです。