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CASE コンサルティング事例

経営コンサルティング

早期経営改善計画策定支援事業の成功事例

新型コロナウイルス感染症の影響で、経営不振に陥っていた飲食店(ラーメン店)の経営改善を図りました。
このラーメン店は、創業社長から、二代目社長に事業承継を図るタイミングでもあったことから、早期経営改善策定支援と並行して、事業承継も併せて進めました。

早期経営改計画策定支援を活用して、収益と資金繰りの安定化に成功! 新たなチャレンジに取り組み続けることで生み出した成果!

当社が訪問を始めた当初は、売上高が前年対比が、約85~90%という状態が続いていました。
もちろん、収益はマイナスで、資金繰りも厳しい状態で、手元資金が目減りする状況でした。
このラーメン店は、JRの駅前に立地する商業施設内の立地で、商業施設に来館するお客さまと自店独自で集客をしていました。
しかし、新型コロナウイルス感染症の影響で、商業施設への来館者が激減し、当店の来店客も減っていくばかりでした。
そこで、このままの状態では経営が行き詰ってしまうことから、早期経営改善計画策定支援事業を活用して新たなチャレンジを進めることにしました。


SOLUTION 当社との主な取り組み

まずは、来店客が減少する中、新たなチャレンジのひとつ目として、インターネットによるオンライン販売事業を開始することにしました。
当店は、創業40年となる老舗です。その伝統のとんこつスープと特性餃子などを、全国のお客さまに楽しんでいただけるようインターネット販売を開始しました。
店舗で提供するメニューをインターネット販売をして、配送ができるようになるまでには、さまざまな苦労がありました。
まずは、店舗で提供しているラーメン、餃子などのメニューを配送できるよう加工する必要がありました。
そこは、当社のクライアントの食品スーパーに、加工することができる設備を持っているところがあって、そこへ依頼をして、設備を使わせていただけることにしました。
店舗で下準備したメニューの最終調理をそこでさせていただき、配送できるよう冷凍加工をできるようにしました。
そして、冷凍加工した商品を入れる袋やパッケージ等の仕入れ先を開拓して、配送してもらう配送業者と調整をして、オンラインショップを立ち上げました。
そこからは、関係者等の人的ネットワークを通じて案内を進め受注していきました。
今も、オンラインショップを通じて、受注を継続しています。

そして、飲食店としての集客強化も進めました。
一つ目は、期間限定メニューの提供。これで、既存顧客の来店頻度を高めるとともに新規顧客開拓を狙いに進めました。
二つ目は、ランチメニューの充実。ランチで気軽に食べることかできるセットメニューを充実させました。
三つ目は、季節メニューの導入。これによって、既存顧客の来店促進と新規顧客開拓を進めました。

早期経営改善計画策定支援として、こういった活動の経営改善計画を策定してから、具体的な展開を進めていきました。

RESULT 成果など

  • まずは、上記の取り組みによって、売上高が、前年対比120~130%を、毎月、維持できるようになりました。
    そして、資金繰りがプラスになる月が出始めました。
    今では、ほぼ毎月、資金繰りがプラスの状態を保てるようになっています。
    その要因として、二代目社長が、経営者として、料理人として本物になったということが大きいです。
  • 次のステップとして、女性顧客を、さらに開拓するためのメニュー開発に取り組んでいます。
    今後は、さらに女性顧客を増やしていくことで、成長を図っていきます!
  • 当社は、このように早期経営改善計画策定支援事業を活用して、さまざまな中小企業に向けた経営改善の成果を生み出しています。
    【早期経営改善計画策定支援事業の詳細は、こちらページをご覧ください。】

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