ピコ泉尾のコンサルティング指導は、継続的に行っており、オープンの題せいょうに満足することなく、更なる地域密着型市場としての研究やブラッシュアップの為のコンサルティングを行っています。
2003年4月のオープンでは、開店前からお客様が入口から列をなしてお待ちいただくという盛況ぶりでした。また、ピコ泉尾が立地する泉尾商店街では消防団のパレードなども行われ、商店街のにぎわいも見られました。
ピコ泉尾のオープンによって泉尾商店街に集客マグネットの機能として来街者の増加という面での寄与もしています。
市民の台所として機能してきた公設市場&私設市場を取り巻く環境は年々厳しい状況にあり、市場業界でも事業継続できない市場が発生しているなど明るい話題が少なくなっています。
このような商環境の中、福島区のピコ福島(元福島公設市場)と大正区の泉尾公設市場が地域を超えて合併して『新生ピコ泉尾』としてオープンしました。
ピコ泉尾のオープンについてしても、鰍mMR流通総研は以下の点について重点的にコンサルティング活動を行いました。
<ポイント1>
地元商業者が、今後、元気に継続的に営業できる業態、地元商業者の本質的な強みとは、何なのか?
<ポイント2>
周辺競合店舗(特に地域型SM)とセルフ型市場との差別化要素とは、何なのか? その差別的要素を明確に打ち出し地元商業者の安定的な事業運営ができるオペレーションの確立
<ポイント3>
従来の市場活性では、経営者の意識の近代化・高度化などを重点的に行いますが、ピコ泉尾では、2つの市場が統合し株式会社として強力な組織運営体制の確立とオペレーション体制の確立
という3点に重点をおいたコンサルティング活動を行ってきました。
ピコ福島(福島公設市場)と泉尾公設市場が合併オープン |